日本大学を、日本一起業家を輩出する大学にする

日大ビジコン の役割

日大ビジコンは、3つの要素から成り立っています。それが「7万人を対象としたコンテスト」「日本大学の総合交流プラットフォーム」「本質的な組織運営の経験」です。

7万人を対象としたコンテスト

本コンテストは、日本大学の全学部・全研究科、7万人の学生を対象としたビジネスプランコンテストです。400字程度のプラン応募から、学生交流会、二次選抜、経営者へのプレゼンを行うアクセラレーション・プログラム、そして決勝での成果発表まで、アイデアを形にする全てのステージを全力でサポートします。

日本大学の総合交流プラットフォーム

学部やキャンパスの垣根を超えた学生同士の交流はもちろん、120万人を超えるOB・OGネットワークとも連携。現役学生と卒業生、研究者と起業家をつなぐハブとして、日本大学のスケールメリットを最大限に活かした新たな価値創造とイノベーションの場を提供します。

本質的な組織運営の経験

単なる学生団体ではなく、プロフェッショナルな社会人と同じ基準・目線での組織運営を実践します。学生の起業を本気で支援するという高い目標に向き合うプロセスそのものが、運営メンバー自身を鍛え、再帰的な成長をもたらす場となることを目指しています。

すべてのはじまり

日本大学は日本一の総合大学です。ですが、2023年度以前、大学全体で学生起業家を育成するプログラムはありませんでした。日本全国で学生の起業を支援するプログラムが多く設立される中、日本一の総合大学としてこのコンテストを開催するのは、もはや必然でした。

創設者は、この日本大学で学生の起業支援をすることはいずれ日本経済にインパクトをもたらすことだと確信しています。それは圧倒的なリソースと多様性を持つ人材で溢れているからです。勉強ができる人も、できない人も、藝術に秀でた人も、ものづくりに秀でた人も、その多様さが混ぜ合わさるとき、日本大学の真価を発揮すると断言できるからです。

すべてのはじまり
これまでが、これからを束縛してはならない

これまでが、これからを束縛してはならない

創設者には「生まれ育った環境が、未来の挑戦を縛ってはならない」という想いがあります。月1万円の授業料さえ重くのしかかる家庭、公立しか選べない地方の現実、妹の弁当を作りながら学校へ通う友人──そのすぐそばには、「本当はやりたかったこと」を飲み込むように諦めていく姿が、いつも横たわっていました。

経済的な理由で夢を手放してきた人たちこそ誰よりも社会の痛みを知り、その解決策の種を握っていると思います。日本一の総合大学である日本大学には、多様なバックグラウンドをもつ学生たちと、彼らを支える圧倒的なリソースがあります。日本大学ビジネスプランコンテストは、その“持て余された可能性”をつなぎ合わせ、「これまで」に縛られない「これから」を自ら拓くための居場所でありたいのです。

Sasaki

熱狂の、その一番近くで。

日本大学ビジネスプランコンテストは、「他大学に負けない起業の文化を日本大学でも創ろう」という想いのもと生まれました。日本大学でも起業したい、起業に興味があるという学生は多くいます。その学生の想いを形にする、それが私たちの使命です。

ここは、挑む人の背中にそっと手を当てる場であり、まだ自分でも気づかなかった可能性の扉を開く場所です。ひとりでは見えなかった景色も、声を重ね、鼓動を寄せ合うことで、小さな勇気が生まれ、自然と一歩を踏み出せる瞬間が訪れます。

声を出し合い、意見をぶつける中で小さな勇気が生まれ、必要な支援や情報に触れることで挑戦が現実のものになっていきます。私たちは、その一歩を後押ししたいと考えています。

創設 佐々木 響也